大宣味村の精霊「ぶながや」が宿る 120年続いた廃校跡地
「喜如嘉翔学校」に、2025年6月、「寓話」をテーマにした
宿泊施設をOPENします!

廃校跡地を蘇らせる挑戦に、ぜひ、お力を貸してください

喜如嘉翔学校

2025年3月現在の宿泊施設の様子

今回の挑戦の理由

旧喜如嘉小学校について

創立127年の歴史をもつ、大宜味村・喜如嘉地区に根付いた小学校。 少子化などの影響で閉校となり、地域の子どもたちや住民が集う場が失われてしまいました。

すでに様々な施設が盛り上げてくれています!

2022年には3件だった入居は徐々に増え、サウナや本屋、ハンモック工房、陶芸、木工の工房、工芸品店、写真スタジオ、映画製作、水彩画家、観光法人、ラボなど計13のテナントが入り、現在は満室に。 敷地内の大人気サウナ、「BUNASAUNA」は、完全予約制の低温ハーバルサウナです。 ハンモック工房では数日にわたってハンモックを編みながら、どっぷりと寓話的空気に浸り自分をリセットすることができます。

山原工藝店

BUNASAUNA

方舟(ハンモック)

山ブックス

映像作成「手わたしプレス」

陶芸工房「いちむし堂」

POLYHEDRA(研究企画)

テナント仲間でお花見

しかしながら、資金が大幅に不足しています。

この施設を運営するに当たって、補助金と融資で4,000万円準備しました。水道設備の修繕やカフェの開設なども行ってきました。

そして、「もっと長く滞在してをここの環境をどっぷりと味わってほしい」との想いから、2人部屋を中心とした7室の宿泊施設を企画しています。 ところが、建築基準法による学校から宿泊施設への用途変更の許可申請に1年かかり、その間資材や人件費の高騰により改修費用は大きく膨らんでしまいました。さらに、この用途変更に伴い防災設備や浄化槽設置が不可欠であることが判明しました。 これらは廃校活用についてまわる、押さえておくべきリスクだと後から有識者の方に半ば呆れられながら教えてもらいましたが、私にはその情報を得る知見や経験値が全く欠けていました・・・・
浄化槽の購入と設置、消防設備、電気設備などを用意する1,500万円を集めるため、今回クラウドファンディングを行うことにしました。

クラウドファンディングの開始は4月12日です。

宿泊費が早割りになるプランや、すでに喜如嘉翔学校にあるサウナやハンモックづくり体験など、様々な商品サービスのご案内を行います。 ですのでぜひ、開始までの間、こちらのラインにご登録ください。また、ご連絡を差し上げます。

宿泊施設以外にも、モノづくり体験、環境改善活動、イベントも

地域の植物を使った草編み体験や、芭蕉布作家に手ほどきを受ける糸づくり体験、集落散策や共同売店体験など地域特有のプログラムをご用意しています。

「土中環境」という地中の水脈に着目した環境改善活動を実施。
地域の伝統行事「豊年祭」を若者に親しんでもらい大切な文化を後世に継ぐためのイベント「HONEN Fes!!!」を地域の20代中心に開催。イベントをきっかけに喜如嘉翔が地域の若者が集う拠点となっています。

「HONEN Fes!!!」

地域の植物を使った草編み体験

芭蕉での糸づくり体験

個性豊かなテナントの定例ミーティング

【最後に/メッセージ】

「息子たちの通う小学校が、おとぎ話のようで毎日感動していました。」

窓からの景色は 一面の桜。金のさなぎがぶらさがり、フクロウの親子が樹上にたたずむ。子どもたちが庭を駆け抜け、季節の果物をほおばる。

地域の精霊「ぶながや」がいたずらを仕掛ける。

沖縄本島北部のやんばるで、私の子どもたちはこんなおとぎ話のような喜如嘉小学校に通いました。しかし、この素敵な小学校は、村の方 針で127 年の歴史を閉じ廃校に。 2022 年、喜如嘉小を活用する事業者を公募していることを知り、私は何の計画もないまま、気がつくと手を挙げていました。

精霊「ぶながや」

小学校にある「喜蝶園」

窓からの景色

20代半ば、東京で生まれ育ち東京で就職した私は、誰の役に立っているか実感が持てず悶々としていました。結婚ののち、ふと訪れた沖縄に心を惹かれ、2004年に沖縄県大宜味村に移り住みました。
喜如嘉小の活用の話があった時に「どこかの大手に利用されるのではなく、地域に住む自分たちでここを何とかしたい、ほかにやる人がいないなら自分がやるしかない」 と勢いで始めてみたものの、学校という施設はいろいろな意味でスケールが巨大で(敷地、設備、修繕費や維持費、歴史など)、苦戦を強いられながらも、 徐々に、サウナや本屋、ハンモック、写真スタジオ、アトリエなど楽しい面々が集まった面白い施設になりつつあります。楽しい面々が集まった面白い施設になりつつあります。

4月には改修工事を行なった元図書館に工藝店が移動、併設のカフェも本格始動します。

 

やんばるに暮らし始めて幾年か過ぎたある日、私の心にぶながやが棲み始めました。
ぶながやとは、この地で長いこと信じられてきた精霊の呼び名です。

 

大宜味村の人たちは、子どもも大人もみな、心にぶながやを棲みつかせてきたので、村でも「ぶながやの里大宜味村」を宣言しています。(1998年) 「見える」と「見えない」 「いる」と「いない」 「本当」と「嘘」の間で 心にぽかりと自由な場所をつくってくれるそんなぶながやを、あなたの心にも棲まわせてみませんか?

 

今もなお子どもたちの笑顔や地域の絆が息づいている旧喜如嘉小学校。
私たちは宿泊施設をオープンさせこの学校の記憶を継いで後世に書き残したいと考えています。
しかし、そのためにはまだ資金が足りません。必須設備の費用をまかなうことが、このプロジェクト成功への大きな第一歩となります。
「都会の窮屈さから飛び出して、自然に癒されたい」「地域に根づいた文化を体験したい」「120年以上子どもたちが遊んだ素敵な場所を未来に残したい」

 

こんな想いを少しでも持ってくださる皆さま、一緒に“喜如嘉翔学校”で新たな物語を紡ぎましょう。

 

あなたのご支援が、この場所に新しい命を吹き込みます。どうかぜひ、お力を貸してください。

入居テナントメンバーからの応援コメント

ー幸野志勇 BUNASAUNAオーナー、SUNSIGN DESIGNー

「ブナガヤの棲むお家にお邪魔する」

そんなコンセプトの宿泊施設ができるなんて、なんと素敵なことなんでしょう。サウナ入って、ハンモックに揺られて読書して、美味しいものを食べて、ちょっぴりお酒なんか飲んだりして。。そんな夢の様な1日が本当に体験できる日を待ち望んでいます。きっと人生にとって、何が大切なんだろうー、なんて考えるきっかけになったりするんだろうな。 かつて、子どもたちの笑顔があふれ、教室には夢と希望が広がっていたであろう旧喜如嘉小学校。 廃校となり、9年の月日が流れ、一度は静寂に包まれたかのように思えました。

がーー、実はその後も「ブナガヤ」をはじめとする、人間の目にはなかなか映りづらい妖精たちの物語が、ひっそりと続いていたみたい。 そして、3年前からその場所に人間たちが足を踏み入れ、なんか面白い事をやっている。 新たな物語を紡ぎ始めたって訳だ。 なんてこった。 BUNASAUNAはこのちょっと不思議な場所にあるサウナ。気まぐれな「ブナガヤ」が火守をしてくれる。

サウナに入って、 「ブナガヤの棲むお家にお邪魔する」 What a wonderful world!

ー太田紳 POLYHEDRA合同会社ー

喜如嘉小学校。大宜味村の歴史あるこの学校には、多くの歴史が詰まっています。 たくさんの蝶々や、山いっぱいの桜、そして何といっても「ぶながや」が住むと言われる寓話世界の学校です。

山上晶子さんは自分の子供たちが育った、長いこと空き施設となってしまっていたこの小学校を、何とか活用できないかと奮起し、たくさんの仲間を集めて見事に「喜如嘉翔学校」として蘇らせることになりました。いつもエネルギッシュにイベントやお祭り、たくさんの仲間に愛されている晶子さんの手腕にいつも感心しています。

そしてついに、宿泊施設完成まで目前に迫っています。
テナントに入っている素晴らしい仲間たち、いつもファンでいてくれる来訪者たちの夢を乗せて喜如嘉翔学校がもっと楽しく、もっと愛に包まれながら羽ばたこうとしています。大宜味村、そしてやんばるの活性化の始発駅になるこの場所をどこまでも応援します。そして皆さんの更なる応援を必要としている今、今一歩進める力を貸してください!みんなの想いを集めて、大きな寓話を作り上げてほしい。心からそう願います。

ー千賀ちか 水彩画家ー

喜如嘉翔学校

 

気持ち良い風、小鳥たちの囀り、見事な桜並木…

 

夜は星や月が美しく、コノハズクの鳴き声も聞けて、ここは心地良い場所。

 

サウナもあり、おいしいごはんもあって、あとは宿泊施設が完成すれば
友人や家族を誘って一緒にやんばる時間を共有出来たら幸せです。

ー中井信介 手わたしプレス、手わたし農園ー

私が喜如嘉翔学校でテナントの入所者を募集していると聞いた時、
「旧小学校の教室というのが良いな」と思いました。子どもたちの息吹が染みついた教室の壁や天井に囲まれていたら、すっかりおじさんとなってしまった私でも、まだ将来の夢や希望が持てるような気がしたのです。

喜如嘉翔学校は、将来に向けて何か新しい事をやってみようという気持ちにさせてくれます。
その一つは、これまでに自分が監督やカメラマンとして制作されたドキュメンタリー映画の上映会を月に一度、自分の事務所で行っていることです。参加者は、毎回10人以下のささやかな上映会で、しかも無名な映画ばかりですが、それでも映画には自分なりのメッセージが詰まっています。
喜如嘉翔学校に宿泊施設が出来て、そこのお客さんにも上映会に来て頂けたら嬉しいです。

それから私には、もう一つ喜如嘉翔学校で叶えたい夢があります。
それは喜如嘉翔学校で栽培した有機野菜を喜如嘉翔学校の宿泊施設に来たお客さんに食べて頂くことです。従業員の方が旧花壇の畑から野菜を摘んで来て、それを調理してお客さんに食べて頂くという究極の地産地消がそこにはあります。それは人に優しく、地球にも優しいことです。

ー中島一臣 ハンモック工房 方舟ー

「ブナガヤの棲むお家にお邪魔する」

私はこの旧小学校の教室を工房として借り、ハンモック作家として活動しております。
鳥の囀りや虫の声を聴きながら気持ちよく作業に没頭することができるので大好きです。トンボや蝶々もふわふわと遊びに来てくれます。作品作りにはこの環境だからこそ生まれるインスピレーションがあります。

地球とコネクトする大切な場所。
疲れた心をそっと解きほぐし、優しく受け入れてくれる場所。
人間も自然の一部だと思い出させてくれる場所。
この素晴らしい環境の中に宿泊施設ができたら、どんなに素敵でしょうか。
実際に多くのお客様から『いつ宿泊できるのか』とお声をいただいています。
ハンモック編み体験とともに、自然の中でゆったりと過ごすリトリートな滞在。
一日も早く宿泊施設が完成してこの特別な空間を多くの皆さんとシェアしたい。
心から願っております。

ー崎山すなお 山ブックスー

自然に囲まれた校舎に泊まれる宿ができるということにワクワクしています。寓話の世界におじゃまして日常を忘れられる時間を過ごせるなんてとっても癒されそうじゃあないですか。それにこにはカフェ、ハンモック、サウナ、工藝店、古本屋と、の〜んびりできるお店がそろっています。宿ができたらの〜んびりしに来てください。もしぶながやを見かけたら教えてください。

ー平良卓己 株式会社スマイルフォトプラス 代表取締役ー

「ブナガヤの棲むお家にお邪魔する」

ここ喜如嘉翔学校でフォトスタジオと事務所を営む私にとって、同じ敷地内に新しい宿泊施設が誕生し、この場所の持つ特別な魅力を皆さんと共有できることに、大きな喜びを感じています。

ここには思わずカメラのシャッターを切りたくなる瞬間が無数に広がっています。静寂の中に虫や鳥の声が響き、心を落ち着かせてくれる環境は、都会の喧騒に疲れた心を癒してくれることでしょう。
特に印象的なのは、この地に棲むといわれる「ぶながや」の存在です。喜如嘉翔学校で謳っているに言葉が私の心に深く響きました。
「『『本当』と『嘘』の間で 心にぽかりと自由な場所をつくってくれる」
この場所には不思議な力があると思っています。

 

さらに、オーナーが喜如嘉翔学校内の土壌改善に真摯に取り組む姿勢には心から敬意を表します。この美しい環境を保全し、未来へと繋いでいこうとする強い意志は、訪れる人々にも伝わることでしょう。

 

ぜひ皆さんも、この新しい「心の居場所」づくりにご支援ください。 自然と調和し、心の奥底に眠る本来の自分に出会える—そんな貴重な体験の場が誕生することを、心から応援しています。

ー上原里沙 やんばるホテル南溟森室ー

やんばるホテル南溟森室の第二拠点としてもお世話になっている喜如嘉翔学校さんが、
この度、宿泊施設を増設されることになりました!
おめでとうございます!

私たち若手スタッフの多くは県内外からの移住者ですが、喜如嘉翔での交流を通じて同年代とつながることができました。そして今では、そのメンバーとともに地域の伝統文化をつなぐイベントを運営するなど、若手が挑戦できる場にもなっています!

これからも、喜如嘉翔さんと一緒にやんばるを盛り上げていけるのを楽しみにしています!
引き続き、応援しております!

ー合同会社プラナリア 代表 前田 卓也ー

私は、旧喜如嘉小学校の旧給食準備室を活用し、こだわりのパン屋さんを開業する予定です。 かつて子どもたちが食事を楽しんでいたこの場所を、新たな食文化が生まれる空間へと生まれ変わらせ、地元の素材を活かし、丁寧に焼き上げたパンを提供したいと考えています。

旧喜如嘉小学校が地域の人々や訪れる方々にとって、新たな出会いや思い出を生む場となることを願い、その第一歩として校舎全体の改装が必要です。 この歴史ある学校を守り、新しい未来へつなげるために、ぜひ クラウドファンディングへのご支援や拡散 にご協力をお願いいたします!

地域の魅力を活かし、この場所に新たな価値を生み出すことを目指して。