手わたしプレス
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映像は手わたし、人生は昼寝 マジムンの場合。

教室の住人たちは中庭に接している窓際にいることが多い。中庭をそよぐ風に撫ぜられながら作業をするのはさぞ気持ちがいいことだろう。

マジムンは、庭のほうを向いて映像の編集をしていると思ったら奥で寝そべっている。ここ喜如嘉翔を誰よりも気に入ってるのがマジムンだ。ビーチャーの赤ちゃんを産んだことがあるという、マジムンのなかでもつわもの。

時々喜如嘉翔でも制作作品の上映会を行っている。

 

手わたしプレス制作「ナナイの涙」予告編 

 

手わたしプレス制作「森の慟哭 サラワクの先住民族の森から 」予告編 

 

 

 

若い頃、報道の道を志し、「一人の人間が一人の人間に何かを伝えられたら、こんなに素晴らしいことはない」という理念の元に「手わたしプレス」と名乗るようになりました。その思いは、ドキュメンタリー映画を制作するようになった今も持ち続けています。そして主にアジアの国々における森林破壊や米軍基地の問題をテーマにドキュメンタリー映画を制作してきました。

世界の人口が80億人を突破し、多くの人々の便利で安心な暮らしを維持するために、森林破壊や基地被害が伴うことは避けられない現実なのかもしれません。だとしても私は伝え続けたいと思います。世界の片隅には、熱帯雨林の破壊によって生活を追われる人々や動物たちがいる事を。基地被害によって傷つけられている人々がいる事を。例えそれが一部の犠牲だったとしても、誰かの犠牲の下に成り立つ平和は間違っていると思うからです。(手わたしプレス 中井信介)