山の場合。
「そうだ、やんばるに書店をつくろう」と山ブックスを元備品室ではじめる。
「共同書店」と「古本の販売」と「イベント」をしている。
共同書店とは、本棚の1区画を借りて好きな本を置いて売ったり見せびらかしたりできるしくみ。
古書コーナーでは沖縄の本や絵本などが売られている。いちおうビジネス書も売っている。
時々開催するイベントはたくさんの人で賑わう。
ここにある本の多くが何かしら山ブックスや地域と縁がある誰かの手を通過しているから、目には見えない、本を介したコミュニケーションがさかんに行われている。書棚の奥に無限の空間が広がる喜如嘉翔のへそのような場所。
山とへそ。